蘭信三・石原俊・一ノ瀬俊也・佐藤文香・西村明・野上元・福間良明編『シリーズ戦争と社会(2)社会のなかの軍隊/軍隊という社会』

蘭信三・石原俊・一ノ瀬敏也・佐藤文香・西村明・野上元・福間良明編『シリーズ戦争と社会(2)社会のなかの軍隊/軍隊という社会』岩波書店、2022年

 

総 説「軍隊と社会/軍隊という社会」(一ノ瀬俊也と共著)p1-20

第7章「防衛大学校社会学――市民の「鏡」に映る現代の士官」p171-193

 

 

 

『シリーズ 戦争と社会』刊行にあたって

総 説 軍隊と社会/軍隊という社会……………一ノ瀬俊也、野上 元

第Ⅰ部 旧日本軍と社会
 第1章 軍事エリートと戦前社会――陸海軍将校の「学歴主義的」選抜と教育を中心に……………河野 仁
 第2章 徴兵制と社会階層――戦争の社会的不平等……………渡邊 勉
 第3章 退屈な占領――占領期日本の米軍保養地と越境する遊興空間……………阿部純一
 第4章 戦後日本における軍事精神医学の「遺産」とトラウマの抑圧……………中村江里
 コラム① 重層的記録としての戦争体験記――東京空襲を記録する会・東京空襲体験記原稿コレクションを事例に……………山本唯人
 コラム② 「癈兵」の戦争体験回顧……………松田英

第Ⅱ部 自衛隊と社会
 第5章 自衛隊市民社会――戦後社会史のなかの自衛隊……………佐々木知行
 第6章 自衛隊基地と地域社会――誘致における旧軍の記憶から……………清水 亮
 第7章 防衛大学校社会学――市民の「鏡」に映る現代の士官……………野上 元
 第8章 自衛隊と組織アイデンティティの形成――沖縄戦の教訓化をめぐって……………一ノ瀬俊也
 第9章 「自衛官になること/であること」――男性自衛官の語りから……………佐藤文香
 コラム③ 「萌え」と「映え」による自衛隊広報の変容……………須藤遙子
 コラム④ 自衛隊と地域社会を繫ぐ防衛博覧会――小松市「伸びゆく日本産業と防衛大博覧会」(一九六二年)を中心に……………松田ヒロ子