『戦争社会学研究』創刊号

戦争社会学研究会の機関誌『戦争社会学研究』(勉誠出版)が出ました。

私も論文1本(p19-33)と「創刊の言葉」(p1-3)を書いています。

特集1 ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開

 特集企画にあたって―ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開(福間良明

 「戦争社会学」が開く扉(野上元)

 感謝の発露と美化批判―ポスト戦後七〇年の対立軸(井上義和)

 「特攻による活入れ」という衝撃―「記憶の継承から遺志の継承へ」モデルの批判的検討(蘭信三)

 シズメとフルイのアップデート(西村明)

特集2 「空襲の記憶」の境界―時間・空間・学問を越境して

 企画の趣旨、そしてそれをさらに「越える」ために(柳原伸洋)

 「防空」という視座―「防空」と「空襲」/「空爆」のあいだ(長志珠絵)

 ダーウィン空襲の記憶―「オーストラリア国防の最前線」を語り継ぐ(鎌田真弓)

 軍事化に抗する「戦争の記憶」―ドレスデン「〈一九四五年二月一三日〉協会」の歩み(木戸衛一)

 社会学はいかに空襲を記述できるのか?(木村豊

 空襲の記憶とポスト戦後(西村明)

投稿論文

 一九五〇年代末―七〇年代初頭のSF ショート・ショート作品における核エネルギー表象(森下達)

編集後記(西村明)

よろしくお願いします。