小林多寿子編『ライフストーリー・ガイドブック』嵯峨野書院、2010年

カルロ・ギンズブルグの『チーズとうじ虫』(p144-147)と保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』(p22-25)の紹介を担当しました。

私の両冊への思い入れはともかくとして、ありそうでなかった、良い本だと思います。「歴史社会学」の授業でも使えそうです。

ライフストーリー・ガイドブック―ひとがひとに会うために チーズとうじ虫―16世紀の一粉挽屋の世界像 ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践

追記(20101218)『チーズとうじ虫』訳者による充実の解説を所収→新・現代歴史学の名著―普遍から多様へ (中公新書)